知人で５０００万円を超える住宅ローンを組んで新築の住宅を購入しようとしている人がいたので住宅購入についていい機会だと思い考察したいと思います。ちなみに知人は親の土地に家を建てるそうなので土地代が０円だそうです。世界的サプライチェーン鈍化に伴うウッドショックで住宅価格は上昇しているのと大手ハウスメーカーに建築をお願いしているのもあって、上物だけで５０００万円だそうです。豪邸ですね。
国民の平均的な暮らし
国民の平均年収（中央値）
厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査」によると、全世帯の中央値は437万円でした。
引用元：（日本の平均年収は552万円。では中央値はいくら？（ファイナンシャルフィールド） – Yahoo!ニュース）
国民の平均年収の中央値は４３７万円です。周囲の人の大多数はこれぐらいの年収ということですね。
もちろんこれより高い人も、低い人もいると思います。あくまで平均の中央値です。
妻帯×子どもありの場合の家計簿
年収400万円で子どもを育てていく場合、生活はかなり厳しくなると考えておこう。
引用元：（年収400万円の手取りはいくら？生活レベル・月収・リアルな実態を解説！ | キャリハイ転職 (recme.jp)）
年収４００万円で子供を育てるのはかなり厳しいようです。
家賃は８万円と記載がありますが地域によると思いますし、通信費や保険も考え方次第で抑える方法もありますが、８万円が基本的に住宅にかけられる金額なんでしょうね。
年収４００万円の住宅ローンの借入限度額
年収400万円の借入限度額は2,506万円でした。
引用元：（【ホームズ】年収400万で住宅ローンを借り入れできる？ 無理なく返済できるプランを考えよう！ | 住まいのお役立ち情報 (homes.co.jp)）
年収４００万円の借入限度額は２，５０６万円だそうです。
返済比率が25％を超えない範囲でローンを組んだ方が良いと紹介しているサイトが多いですが、それは貸す側の都合で、返済比率は少なければ少ない方が良いと思います。
住宅には維持管理コストもかかりますから、限度額いっぱい借りるのではなくある程度余裕を持った方が良さそうですね。
平均的な住宅価格
新築一戸建ての全国的な平均価格は約4,500万円、建売住宅は3,500万円ほど
引用元：（新築一戸建ての平均価格は？費用の内訳や相場を解説 | 不動産購入の教科書 (grand-next.jp)）
地域にもよりますが、建売住宅でも３５００万円ほどかかるようです。
まとめ
年収４００万円の借入限度額は２，５００万円で平均的な３，５００万円ほどの住宅を購入するには、ざっと１０００万円不足するのでそれを補完する必要がありますね。場合によっては割安な中古住宅の購入や土地の価値が安い地方の住宅の購入の検討が必要になると思います。
もし許容を超えるローンを組めば、月の支払額が大きくなり日々の暮らしが大変になったり、ボーナス時の返済額を多くしてしまい、ボーナスが減少した際や退職後に支払いが困難になったりして、最終的に住宅ローンを返さなくなる場合もあるかもしれません。
人生の３大支出は「住宅資金」だけだはなく「教育資金」や「老後資金」もあります。「住宅資金」が債務超過になれば、他の支出がまかなえきれなくなり、どこかにしわ寄せがくるのは間違いありません。
住宅の購入は債務超過に注意して、「教育資金」「老後資金」をどう貯蓄できるかも検討して慎重になる必要があると思います。全体のバランスを図るのが大事ですね。
コメント