ロシアで大規模噴火|日本で想定されている大地震|過去の地震がもたらしたマーケットへの影響

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カムチャツカ半島の火山で大規模噴火 津波の影響なし 気象庁 | NHK | 気象

今回、ロシアのカムチャッカ半島で地震がありましたが、北海道の北東1000kmぐらいに位置しているので影響あるかと思ったんですが、気象庁の発表では津波等もないようです。

以前、オーストラリアの東側に位置するトンガでも2022年1月に大規模な火山噴火がありましたが、その時も日本に影響はないとされていましたが、南西諸島には微妙に津波の影響があったりなかったりしたそうですが、日本の株式市場に影響を与えた感じはなかったように思えます。

しかし、過去に発生した地震がマーケットに多大な影響を与えたこともありました。

日本で想定されている巨大地震

北米プレート(オホーツクプレート)、太平洋プレート、 フィリピン海プレート、ユーラシアプレートなどが、日本列島を圧迫しています 。その複雑な動きが日本各地で地震となってあらわれるのです。

https://www.jishin.go.jp/main/yosan/suihon/plate.htm

北米プレートは関東以北の地域が乗っているプレートになりますが、その北東側にカムチャッカ半島があります。

引用元:国土交通省日本の地震 これまでとこれから|知りたい!地震へのそなえ|国土交通省 (mlit.go.jp)

一応、内閣府の資料をを元に作られた国土交通省の資料を見ると、将来予測される日本の地震は以下5つになります。

  • 首都直下型地震
  • 南海トラフ地震
  • 相模トラフ沿いの海溝型地震
  • 中部圏・近畿圏直下型地震
  • 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震

日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震は20mを超える大きな津波を想定しているようなので被害も相当大きいのではないかと思います。3.11では地震の直接的な被害によるものより、津波による死者・行方不明の方が多数いましたから、津波は本当に恐ろしいです。

3.11が及ぼしたマーケットへの影響

3.11は、2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分に発生しました。地震が発生した際の日本の株式相場ってご存じない方も多いかと思いますが、被害が金曜日の15時頃には株式市場も取引きを終えているので、影響があったのが翌3月14日(月)以降となりました。

3月11日終値から2000円以上もの暴落となった

3.11に株式相場で何が起こった? 決して忘れていけない教訓とは | マネーの達人 (manetatsu.com)

日経平均株価は、地震発生からわずか数日で2000円近くの暴落が起きたようです。

またその他影響を受けたのが電力東京電力ホールディングス(9501)でした。

過去、東京電力は、配当を6%近く出す優良企業でした。

東京電力の株を退職金で買う人も多かったように思えます。3.11以降は原発事故の影響で株価は大暴落しました。

東京電力の株は震災によってなんと9割も下がってしまったのですから。

【株価急落】 震災時の東京電力株に学ぶ株式投資の恐ろしさと、それでも投資を続ける理由 | インベイス ~経済的自由を本気で達成するブログ~ (in-base.com)

株価も9割下がったそうです。

これって恐ろしいことですよね。個別株にはリスクがあるということです。

分散投資でリスクを減らす事がいかに大事かがうかがえます。

まとめ

巨大地震などの自然災害がいつ来るかなんて誰にも分りませんが、世界や米国、新興国などの株式、債券、不動産などに分散して投資をすることが急激な暴落の緩和剤になるんではないでしょうか?投資においてリスク分散は非常に重要です。ご自身のリスク許容度に合わせた投資が望ましいと思われます。

日本は非常に災害の多い国です。国が正式に発表している防災情報や地域の防災マップを参考に自然災害のリスクが高い地域から低リスクの地域に移住することを検討したりして、自ら命を守ることが大事だと思います。生命保険や火災保険、医療保険などいくら加入したところで、それらの保険で亡くなった方の命を救うことはできません。いくら資産があっても死んでしまえば自分で使うことは一生ないですよ。

最後に3.11で犠牲になった方々のご冥福をお祈りしますと共に、今後大規模な災害での犠牲者が発生しないよう願っております。

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